法廷画家は毎日裁判?

土日と祝日は裁判は行われません。祝日がない場合は、月曜日から金曜日までは毎日裁判が行われることになります。では、裁判中の様子をスケッチする法廷画家は、月曜日から金曜日まで裁判を傍聴しているのかというと、そんなことはありません。というのは、絵を描く対象になるのは、あくまでも有名な事件の被告だからです。なので、そういった事件の裁判が行われる前に、テレビ局から連絡を受けて、その裁判だけを見て絵を描くということになります。なので、普段は別の仕事をしているのです。
では、法廷画家はどのような流れで絵を描くのかというと、テレビ局から依頼を受けると、裁判所に行きます。裁判はいろいろなところで行われているので、必ずしも住んでいる場所から近いところで行われるとは限らず、その場合は前日に電車や飛行機で行って、ホテルに泊まって裁判所へ行くという形になります。そして、傍聴する前にテレビ局のスタッフと打ち合わせをします。裁判の中にはくじびきで当たらないと傍聴出来ないものもあり、そういった場合は法廷画家も列に並んでくじを引きます。仮にくじに外れたとしても、当たったスタッフからくじをもらって傍聴をして、スケッチをします。そして、テレビ局のスタッフに渡して終了ということになります。