人気事件は法廷画家も必死なんです

法廷画家は裁判を傍聴して被告人の姿を描くのが仕事であり、それが出来ないと仕事になりません。では、裁判は誰でも見られるのかというと、必ずしもそうとは限りません。人々がまったく注目しない裁判であれば問題なく法廷内に入ることが出来ますが、被告人が芸能人だったりした場合、元々、裁判を見るのが趣味の人だけではなく、マスコミ、野次馬などたくさんの人が集まります。しかし、法廷内にある椅子には限りがあるので、その数を超えてしまうと集まった人が全員はいることが出来ません。なので、抽選で入れる人を決めるのです。
法廷画家だと特別扱いされて優先的に裁判を見られるというわけではないので、当然、法廷画家も並ばないといけません。勿論、法廷画家が一人で抽選の列に並んでも当選確率は低いので、法廷画家に仕事を依頼したテレビ局の人間たちも並ぶことになります。また、出来るだけ当選確率を上げるために、バイトを雇って並ばせる場合もあります。
大きな裁判は必ず都内の裁判所で行われるというわけではないので、地方の裁判所に行って並ばないといけない場合もあります。その場合は、朝から並ぶために前日に行って準備をします。このように、法廷画家はただ絵を描けばいいというわけではないので大変です。